マイクロスコープ診療
マイクロスコープ診療とは
歯科治療というのは時に細かい仕事を行いますので、人間の目には限界があります。このような時マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)が大きな力を発揮します。
このマイクロスコープを使うことで、従来肉眼のみで確認していた治療の様子を拡大し正確な診療・治療、すなわち、質の高い治療へと導くことが出来ます。
心臓外科、脳外科などでも使われており、テレビドラマ等でも、たまに見かけることがあると思います。アメリカではすでに1988年に歯の根の治療の専門医は、マイクロスコープを使うことが義務づけられています。
マイクロスコープは次のような治療時に使用します
- 歯の神経の治療の時
- ムシ歯の穴を削る時
- 歯石を除去する時
- 冠や詰め物の細部を調整する時
神経治療が確かなものに
今までの神経治療では、目で確認しながらの治療が難しものでしたが、このマイクロスコープには照明も装備されているので、患部を20倍~30倍に拡大させることが出来る上に照明で患部を確実に認識できるようになりました。
これにより 神経治療も確実に進めることが可能となり、歯石除去、虫歯を必要以上に削る事がなくなり、冠や詰め物の微調整も容易に出来ます。