ダイレクトボンディングシステム
直接お口の中で作り上げる白い詰め物です。保険内のプラスチックのみの詰め物とは異なり、性質はセラミックとプラスチックの混合物なので、耐久性があります。
通常、歯と歯の間の虫歯は、健康な噛み合わせ部分まで削り、部分的な詰め物を型取りして、後日装着するという流れなのですが、こちらは1日で治療ができ、また、歯の削る範囲も最小限で済ませることができます。
治療例
ダイレクトボンディング法の治療例 1
削る量が少ないのがポイントです
ダイレクトボンディング法は、通常のインレー法などに比べ、削る量も少なくてすむため、おススメしている詰め物の治療方法です。
利点
歯型を採ったりせず、歯に樹脂を直接盛っていく治療法のため、ほとんどの場合、健康な歯(箇所)を削らなくてすむ
従来のレジンに比べると変色が起こりにくく、審美性・耐久性がとても高い
セラミックインレーやラミネートベニアなどと比較すると安価
セラミックに比べ、硬すぎず、適度な粘り強さを兼ね備えているため、周囲の歯を痛めにくい
欠けたり割れたりした場合でも、修理が比較的簡単
難点
仕上がりは歯科医の技術の高さによって大きな差がある
歯が大きく欠けたときのような大きな補修には向かない